オランダで有名なもの! それは・・・
オランダって、フランスやイギリスとは違って○○で有名だよねーって言われるよりも、
なにあるの?て言われることのほうが断然多いです。
実際に8カ月くらい住んでいても、なかなかこれ!てものがあまりないのです。。。
(へ―‼て思う有名なものは、結構色々あるんですけどね。平和宮とか、ゴッホ、ルーベンス、国際法の父グロティウスさんの出身国などなど)
そんなあまりぱっとしないオランダですが、とても有名なものが二つあります。
なんでしょうか??知ってますか?
それは、、、
風車とチューリップです。
あー、てなりますかね?(笑)
それでも、フーンという感じの人も多いと思います。
実際、春になるまで、僕もチューリップは有名なのかな?みたいに思ってましたが、春になったら、大量のチューリップや花がそこら中に植えられていて、きれいです。
自転車で走っていると、ほんとに春はいいなーと思う場面によく出会います。
そんな、春真っ盛りのオランダには
この春のシーズンしか見ることができない、
チューリップの園であるキューケンホフ公園があります。
その園に昨日行ってきました!!
純粋に、きれいだった!
あー、花って良いものだなと初めて思いました(笑)
留学してから、年取った気がする…
大人になったのかな( ´∀` )
一面がチューリップで植えられていたり、庭みたいな感じで植えられていたり、
自然に沿って植えられていたりと、いろいろなバージョンがありました。
花をプレゼントするのも、良いもんかもなと思った日でした。
そんな、チューリップで有名なオランダなのですが、
あまり、嬉しくない歴史もあったそうです。
もともと、チューリップは、中国の西部が生まれだったらしいのですが、
そこに移住してきたトルコ系の人たちが、トルコに輸入し、
それがヨーロッパに来たという流れがあります。
そして、当時世界をリードしていたオランダやドイツなどで、
空前のチューリップ大ブーム!
チューリップは、高級貴族が好んだ花らしく、庶民はそこまで買わなかったそう。
この時のチューリップブームを
「チューリップ熱」や「チューリップ狂時代」と呼ぶらしいです。
狂うほどほしかったんですね。(笑)
まあ、確かに凛として美しいですしね。堂々としててかっこいいし。
けれど、本当に人気になりすぎて、価格が暴騰し、買い手がいなくなるという悲惨な現状に。
そして、1637年に世界で初めてのバブルが起きてしまいました。
チューリップバブル(笑)
まさかの、世界初のバブルがチューリップのせいとは(笑)
でも、笑いごとで済む話ではなく、大変だったらしいです。
結構な数の人が路頭にさまよったと言われています。
ま、今となってはそのチューリップ狂時代のおかげで、
オランダの代名詞とも言われるほど、チューリップが普及したのかもしれませんね。
もし、オランダに春先に来ることがあるなら、チューリップを見ることをお勧めします!
年にもよりますが、四月中旬以降がベストだと思います。
これは全く関係ないけれど、
昨日帰りのバスでたまたま隣の席に座ったおばあちゃんとお話してたけど、
その人は、オランダに十数年間住んで、アメリカに帰省したそう。
今回またオランダに来て、観光できてうれしいと言ってました。
自分も留学が終わったら、またいつかオランダに来ることがあるのかな?
未来が楽しみです;)